特許・実用新案

2017.09.26

特許取得を依頼する際の特許事務所選びのポイント

意外と少ない?全国の特許事務所

2013年の調査によると、日本全国にある特許事務所の件数は約4,300件です。

そのうち、約半数の特許事務所は関東近郊に所在しており、20%弱は関西近郊に所在しており、特許事務所が大都市圏に集中していることがよく分かります。

大企業や開発部門が盛んな企業が大都市圏に集中しているため、特許事務所が大都市圏に集中しているのは仕方のない状況だと言えますが、大都市圏を除くと特許事務所の件数は激減します。

地方に腰を据えた中小企業にとっては、特許取得を目指して特許事務所を探そうにも近隣に特許事務所が存在しないという問題が生じています。

 

失敗しないための特許事務所の選び方

特許事務所選びに失敗すると、弁理士が特許庁からの拒絶に対抗する知識やノウハウを持たないなどの理由で、せっかくの発明を水の泡にしまうこともあります。

そこで、特許事務所を選ぶ際に失敗しないためのポイントを紹介します。

 

全国の特許事務所のうち約68%が弁理士1名のみの小規模な事務所です。

そのような特許事務所を選んだ場合、その一人の弁理士の専門知識が自社の専門と異なる可能性があります。

専門外の弁理士に依頼した場合、弁理士の能力がうまく発揮されず、十分な権利範囲を設定できない場合もあります。

したがって、特許事務所を選ぶ際には、出願を予定している技術分野に明るい特許事務所であるかを確認する必要があります。

特許事務所のホームページを確認すると、専門としている技術分野を明記している場合が多いので、まずは自社が特許取得を目指している技術分野とマッチした特許事務所を選ぶと良いでしょう。

その上で、電話をかけて概要を相談してみるなど、実際に仕事をスムーズに進められる特許事務所であるかを自ら判断しましょう。

 

地方の中小企業では、特許事務所の件数が少ない上に、とかく地元の特許事務所に仕事を依頼しがちですが、単に地元だからなどという理由で特許事務所を選ぶのは危険な行為です。

最低でも、自社が特許取得を目指す技術分野にマッチした特許事務所を選ぶことは必須条件だと心得ておきましょう。

大都市圏にある特許事務所でも、最近ではWEB会議システムを導入している特許事務所が多くなっているので、遠方でもスムーズな打ち合わせが可能です。

 

また、経験の差が弁理士の技量の差です。

特許事務所を選ぶ際には、経験豊富な弁理士が所属していることに着眼すると良いでしょう。

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2017.09.26

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