意匠

2017.09.26

意匠権登録までの流れや期間

意匠登録の流れ

意匠登録とは、物品の形状や模様・色彩などによって美感を起こし、かつ工業上利用できるものを保護することをいいます。

意匠登録の流れは、大きくみると商標登録などど基本的な流れは同じで、まずは出願人が必要書類などを揃えて特許庁に出願をおこない、方式審査・実体審査を経て、登録査定を受けて、登録料を納付するというものです。

方式審査とは、出願書類の不備などをチェックする審査であり、不備が発覚すれば補正指令が下されます。
実体審査では、意匠の新規性や創作性等の登録要件を審査し、要件を満たしていないと判断される場合には拒絶理由通知が通知されます。

出願人は、特許庁による拒絶理由に対して補正書や意見書を提出しますが、仮に最終的に拒絶理由が解消できなかった場合は、事実上の不合格である拒絶査定が下されます。
方式審査・実体審査の各審査に合格すれば、登録査定を受けて登録料を納付することで設定登録が為され、意匠権が発生することになります。

 

意匠登録にかかる期間は?

意匠登録出願をし、設定登録を受けて意匠権が発生するまでにかかる期間は、方式審査や実体審査で滞りなく通過し、スムーズに事が進んだとして、概ね6ヶ月から1年程度の時間がかかります。

各審査で補正指令や拒絶理由通知を受けた場合には、内容次第ですが、さらに数ヶ月の時間がかかる場合があります。

ただし、既にコピー商品が出回っており、防御的な対策として意匠登録を出願するなど緊急性を要する場合は、早期審査制度の対象となり、6ヶ月未満で設定登録に至る場合もあります。

意匠登録にかかる期間は、出願する内容によって上下するため一概には言えませんが、特許庁が下した拒絶理由を解消するに足りる補正書や意見書の作成、早期審査制度の要件など、意匠登録に対する深い知識とノウハウが重要です。

それ故に、素早い意匠登録は、依頼した弁理士の力量や経験値に大きく左右されると言えます。

意匠登録にかかる期間をできるだけ短くしたいと考える場合は、意匠登録に精通している弁理士が所属している特許事務所に依頼をするのがベストです。

特許事務所のホームページなどをみると、基本業務として意匠登録も掲げている事務所がほとんどですが、特に意匠登録に対する知識やノウハウが高い事務所に巡り会えるよう、面接を重ねて弁理士の実績などを確認すると良いでしょう。

 

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2017.09.26

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