商標

2017.08.04

ロゴマークを知財で保護したいなら

ロゴマークの保護は重要!

社内でコンクールを開いたり、デザイナーに依頼するなどして試行錯誤の上に完成したロゴマーク。

当然、競合先を含めて第三者に使用されるわけにはいきません。

ロゴマークは企業や商品のシンボルであり、無断で使用されることは大きな損失につながります。

ロゴマークを知的財産として保護していなければ、粗悪な商品を販売する第三者がロゴマークを盗用してパッケージに印刷し販売すれば自社の商品だと誤認してシェアを奪われることで売上げ減少につながったり、第三者の商品であるのに自社の商品が粗悪だと誤認されて企業や商品のブランド価値を大きく傷付けてしまうことにもなりかねないのです。

第三者によって無断で使用されることを防止したり、もし無断で使用されたりすればそれ相応の責任を負わせるためには、ロゴマークを知的財産として保護する必要があります。

 

ロゴマークは著作権で保護できる?

ロゴマークと言われれば、一般的には文字やキャラクターの絵柄のようなものを想像しますね。

企業のロゴマークのほとんどがデザイナーの手によって作成されたものなので、ロゴマークを知的財産として保護するには著作権が適当なのではないかと思っている方もいるでしょう。

確かに、ロゴマークは創作的なデザイン表現が含まれているものが多くあります。

著作権法は、感情または思想を創作的に表現した文芸や美術などの著作物を無断で複製することなどを禁止する法律なので、確かにロゴマークも著作物として著作権法の保護を受けるものと考えられます。

しかし、著作権法ではロゴマークを知的財産として保護するには力不足です

著作権法が保護する範囲は、あくまでも著作物としてのロゴマークをコピーする行為を禁止するだけに過ぎません。

例えば、ロゴマークそのものをコピーしたのではなく、偶然にも類似したロゴマークを使用している第三者がいたとしても、著作権法は何の効力も発揮してくれません。

第三者がロゴマークをコピーしたかどうか、故意か過失かを問わず、ユーザーが錯誤するような紛らわしいものを使用させない効果を持つのは『商標権』です。

ロゴマークを単なるデザインとしてとらえれば著作権で保護されるように感じますが、ロゴマークが持つ効力を本質的に保護するのは商標権だと認識しておきましょう。

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2017.08.04

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