意匠

2017.07.28

意匠登録のメリット・デメリットとは

製品のデザインを守る方法に意匠登録がありますが、権利を取得するまでに時間も費用もかかります。

意匠登録を取る事にはどんなメリットがあるのか、期間や費用がかかるのかについて考えていきます。

 

意匠登録のメリット

まず、意匠権を取得すると、同一デザインの製品はもちろんの事、類似するデザインの製品についても意匠権者の許可なく製造・販売等が出来なくなるので、他社による模倣を防ぎ、デザインを守ることが出来ます

もし他社が登録意匠と同一・類似のデザインについて実施(製造、販売等)をしていた場合、差止請求で侵害停止を求めることや損害賠償を求めることが可能です。

他社に対して、登録意匠の実施を許諾する場合には、実施許諾(ライセンス契約)を行い、ライセンス収入を得ることも出来ます。

 

また、意匠登録を認められたということは、従来ないデザインであると特許庁に認められたことになり、お客様の信頼向上にもつながります。

さらに設計者やデザイナー等、製品のデザインに関わった方々、経営者や販売者の自信となり、仕事への士気向上にもつながると考えられます。

 

意匠登録の期間と費用がデメリットに

最初にも書きましたが、意匠登録の出願をしてから意匠権が発生するまでは、半年から一年程の時間がかかります。

出願後~登録されるまでの期間は、製品パッケージや商品ページ等に「意匠登録出願中」と表示しておき、他社へのけん制を行う方法が有効です。

また時間もかかりますがお金もかかります。

特許事務所に依頼をしてから意匠権を取得するまでには、一般的に、合計で10~15万円程の費用が必要となります。

更に、登録後には、権利を維持する年数に応じて特許庁に登録料を収める必要があります。

登録料は、意匠権の存続期間である20年分まで最大で納めることができ、任意の年数分の登録料を段階的に納めることも可能です。

一般的に、登録料の納付期限の管理、及び納付手続きにおいては、特許事務所に手数料を支払う必要があるため、製品のライフサイクルに合わせて必要年数分をまとめて納付するのが有効です。

 

おわりに

意匠登録を取得することでのメリット・デメリットを見てきました。

意匠登録をすることでデザインを保護する側面以外にも、お客様からの評判や社員の士気を高める効果が期待できます。

新製品を開発する際には、意匠登録を検討してみてはいかがでしょうか?

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2017.07.28

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